パドルの公式仕様の見方と、USA Pickleball 認定の確かめ方

公開 2026年10月6日 更新 2026年10月6日

ピックルボールのパドルは、値段が数千円から数万円まで幅があります。このサイトでは、パドルの良し悪しを評価せず、メーカーが公表している仕様と、USA Pickleball(アメリカの競技団体)の認定リストだけで比べています。この記事では、その見方をまとめます。

実際のパドルの比較表は、パドルを公式仕様で比べるにあります。

仕様表で見るところ

メーカーの商品ページには、たいてい次の項目が書かれています。

項目 書かれ方の例 見るときのポイント
重さ 平均 約230g(8.1オンス) 1本ごとに少しずつ違うので、「平均」「約」と書かれることが多い
厚さ 16mm パドルの芯(コア)の厚さ
表面の素材 グラファイト、グラスファイバー など ボールが当たる面の素材
大きさ 幅 7.4インチ 長さと幅。規格の上限の中で、メーカーごとに形が違う
認定 USA Pickleball 認定 下の「認定の確かめ方」で確かめられる

重さ・厚さ・素材がプレーにどう影響するかは、メーカーごとに説明が違います。このサイトでは、メーカー自身の説明(「スピン性能を向上」など)を、メーカーの説明として書くだけにしています。

USA Pickleball のパドルの規格

USA Pickleball の「Equipment Standards Manual」(2025年1月の改訂3.0)では、パドルについて次のように決めています。

  • 大きさ:長さと幅の合計(エッジガードとグリップの端を含む)が24インチ(60.96cm)以下。長さは17インチ(43.18cm)以下。
  • 厚さ:制限なし。
  • 重さ:制限なし。
  • 表面のざらつき:表面の粗さの測定値に上限がある(Rz の平均が30マイクロメートル以下、Rt の平均が40マイクロメートル以下)。
  • 2025年1月の改訂で、パドルの反発の強さを測る試験(PBCoR)が加わりました。

ボールの規格

同じ規格書では、ボールについても決めています。

  • 直径:7.29〜7.54cm
  • 重さ:22.1〜26.5g
  • はずみ:198.1cmの高さから石の台に落として、76.2〜86.4cm はね返る
  • 穴の数:26〜40個の丸い穴

屋内用・屋外用でボールの作りが違う商品がありますが、どちらも大会で使うには認定リストに載っている必要があります。

認定の確かめ方

USA Pickleball は、認定したパドルとボールの一覧を公開しています。

「SEARCH BRAND」にメーカー名、「SEARCH MODEL」にモデル名を入れると検索できます。日本で売られているモデルは、メーカー名が海外の会社名で載っていることがあります(例:ミズノのパドルは「Mizuno USA,Inc.」で載っています)。

例:ミズノの3本を仕様で並べると

2026年秋冬に発売されたミズノのパドル3本を、公式オンラインストアの仕様で並べると次のとおりです(2026年10月6日確認)。

モデル 値段(税込) 重さ(平均) 厚さ 表面の素材 認定リスト
キャリバー 16,500円 約230g 16mm グラスファイバー 掲載あり
アクロスピードSX 31,900円 約227g 13mm グラファイト 掲載あり
アクロストライクLX 39,600円 約235g 16mm グラファイト 掲載あり

メーカーの分類では、キャリバーが「初中級モデル」、アクロスピードSXとアクロストライクLXが「ツアーモデル」です。アクロストライクLXは、パドルの両側のおもりを動かしてスイングウエイトを変えられる作りです。

買う前に

  • よく行くコートで、パドルを借りられるか確かめましょう。施設によっては、1時間500円ほどで借りられます(コートを探す)。
  • 試打用のパドルを貸し出している施設や、メーカーの直営店で試打用のサンプルを置いているところもあります。

出典

よくある質問

パドルの重さに決まりはありますか?
USA Pickleball の規格では、パドルの重さに制限はありません。厚さにも制限はありません。決まっているのは大きさ(長さと幅の合計が24インチ=60.96cm以下、長さが17インチ=43.18cm以下)などです。
「USA Pickleball 認定」はどこで確かめられますか?
USA Pickleball の Approved Paddle List(equipment.usapickleball.org/paddle-list/)で、メーカー名やモデル名で検索できます。
大会に出ないなら、認定のないパドルでもいいですか?
認定は、USA Pickleball が公認する大会で使えるかどうかの基準です。練習や遊びで使うことは制限されていません。国内の大会に出る場合は、その大会の要項で使える用具を確かめてください。

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